フリーエンジニアの会計知識「所得税」について

フリーエンジニアに必要な会計知識

必読の会計知識!

特集メニュー

Pocket
[`evernote` not found]

所得税とは

日本国民である以上、納税の義務があります。会社員の時は税金関係のことを自分で行う必要はほとんどありませんが、フリーエンジニアになるとそれも全て自分で管理しなければなりません。税金にもいくつかの種類がありますが、最初に「所得税」に関することについて考えてみたいと思います。所得税を簡単に言うと、1年間で得た利益に対してかかる税金です。所得税は、総収入からいろいろなものを控除して算出されるので、自分で計算をしなければなりません。

計算する前にやっておくこと

所得税を正確に計算するためには、日々の収支についての記録を行う必要があります。経費となる出費があれば、領収書の保管は必須になります。フリーランスとして自宅で仕事をしているなどの場合、場所代や光熱費などをどこまで経費とするかは判断の難しいところですが、書籍や打ち合わせ時の飲食代など、明らかに仕事に関係がある出費であれば経費として認められます。確定申告には白色と青色がありますが、青色申告には優遇制度もあるので、日々の帳簿記入は重要です。帳簿に自信がない人は会計ソフトを活用すると、会計知識がない人でも簡単に帳簿管理をすることができます。

所得の計算方法

フリーランスの所得は、個人事業により得る所得なので、事業所得と呼ばれます。事業で得た総収入から経費を引いたものが事業所得となりますが、基礎控除や社会保険料控除、青色申告特別控除など、控除できる金額を所得からさらに引くことができます。それらの他にも、住宅や医療費、保険など、控除できる項目は人によってまだあります。そのようにして所得をなるべく低くすることによって、適用される税率の割合を下げることができるため節税になります。例えば所得が195万円以下であれば所得税率は5%ですが、195万円から330万円以下になると一気に10%にまで上がり、330万円から695万円になると20%、最終的に所得が1,800万円を超えると40%もの税率がかかることになります。

事業を始めたら開業届を出す

フリーランスとして事業を開始したら、忘れずに行う必要があるのが開業届を税務署に提出することです。原則として開業から1カ月以内となっていて、これをしないと青色申告を行うことができなくなってしまい、受けられるはずのメリットも受けられなくなってしまうので注意が必要です。所得税の確定申告は毎年3月15日を期限に1カ月前ぐらいから行われているので、期限内に申告を済ませられるようしっかり準備しておきましょう。仕事をして多くの収入を得る努力も大切ですが、税金対策も同じぐらい大切なので、開業と共にその点をしっかり心に留めておくようにしましょう。